最近の盗難被害の実態について
どんな車でも盗まれる時代に
  高級車へのイモビライザー標準装備が引き金となって高級車のイモビライザー未装着車への被害が集中するばかりか、中級以下の車種にも被害が拡大。
軽自動車まで狙われるに至って、どんな車でも盗難される危険な時代になりました。

※イモビライザーとは・・・エンジンを始動させるキーと、車輌側のIDが一致しないと、電気回路が開かず、エンジンが始動しない。すなわち、盗難防止・抑止に一定の効果を発揮するものである。「mobille(動きやすい)」の対義語「immobille(動かしにくい)」からきており、わかりやすく言うと、エンジンの始動、車の移動を行ないにくくする機器です。
※ここ2年で、被害の多かった3車種(クラウン・ランドクルーザー・セルシオ)の割合が減り、その他の車種の割合が増えている。
車種別盗難状況
(2002年データ)
順位
車名
件数
構成比
1
クラウン
102
7.8%
2
ランドクルーザー
101
7.8%
3
セルシオ
74
5.7%
4
セドリック・グロリア
63
4.8%
5
ベンツ
62
4.8%
6
アリスト
51
3.9%
7
スカイライン
44
3.4%
8
シーマ
44
3.4%
9
マークU
40
3.1%
10
ハイエース
37
2.8%
その他
684
52.5%
 
兵庫県の車上荒らし・車輌盗難被害 兵庫県の車上荒らし・車輌盗難被害
いつでもどこでも狙われる

自動車盗難事件が発生するのは大都市圏だけではありません。取締りが厳しくなった都市部を避け、被害は確実に警戒心の緩い地方へと拡大していっています。
今や「安全な場所はない」というくらい全国的な社会問題になってきています。
よほどの防犯意識を高めないと、いけません。
アミューズメントパークの駐車場や海水浴場、ゴルフ場とつい防犯意識が薄れてしまいそうな場所でも要注意です。

都道府県別盗難発生状況
(2002年データ)
順位
都道府県
件数
構成比
1
大 阪
10,558
16.8%
2
愛 知
7,515
12.0%
3
千 葉
5,275
8.4%
4
福 岡
5,182
8.3%
5
埼 玉
4,381
7.0%
6
神奈川
4,359
7.0%
7
兵 庫
3,969
6.3%
8
茨 城
2,908
4.6%
9
東 京
2,333
3.7%
10
北海道
2,296
3.7%
その他
13,897
22.2%
全国計
62,673
100%
キーロックしていても盗まれる

自動車盗難被害の実に7割はキーロックしていたにもかかわらず被害にあっています。
カーセキュリティーの必要性はもちろんの事、それに加えて正しい知識も必要になっています。

窃盗の手口は進化する

数多くの車を盗む必要に迫られているためか、荒っぽく、効率のいい窃盗の手口が急増している。
以下は代表的な車の窃盗の手口です。

ウィンドーに沿って金尺などの器具を差し込み、ドアロックを解除する。 ドライバー等を鍵穴に差し込んで、無理矢理こじ開ける。 サイドウィンドーを割って、ドアロックをはずし車内に進入する。
リアゲートなどのキーシリンダーを盗み、その番号から合鍵を作る。 鍵穴に細い金属棒を差し込み、ピッキングで開錠する。 キーを抜き忘れた車に乗り込み、そのまま走り去る。
レッカー車や積載車を利用して、車を積み込む大掛かりな手口もある。
キーレスエントリータイプの車のリモコンの電波を拾ってコピーし、それを使ってドアロックを解除する。
ドアロック用の配線を探し出し、ショートさせてドアロックを解除する。以前のランクル100はこのような弱点があり、窃盗団に狙われた。